はい。今回はタイトルの通りです。「プログラミングで年収1000万!」みたいな誇大広告が流行り出した時から、仕事を辞めて勉強し出す人を時々見かけます。
しかし、はっきり言って余程の覚悟や事情がなければそんなことをするのはただの馬鹿です。そこまでリスクを負う必要はありません。仕事を辞めるのはその仕事において問題がある時(残業時間が異常など)で十分です。
そういうわけで、僕が思っている「多くの人が、プログラミングを学ぶために仕事を辞めるべきではない理由」を書いていきます。もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも当てはまるかもしれません。
仕事を辞めないといけないほどプログラミングは敷居の高いものではない
まず、プログラミングの勉強を始めることは今すぐにできます。
適当な教材を1つ用意し、今すぐ目の前のPCでメモ帳を開きコードを書き始めて下さい。
え?どの教材がいいかわからない?
当たり前です。初めて関わる領域でどのように勉強するのが効率が良いか分かるなら誰も苦労しません。
じゃあどれがいいかおすすめを教えてくれ?
知りません。
突き放しているように思うかもしれません。でもどの教材を使うのがいいか、誰にでも当てあまるものは多分ないのです。色々触ってみて続けられそうなものをやって下さいくらいしか一般的なことが言えないということです。
(僕がメンタリングという1対1の形式にこだわりがあるのもそういう理由です。ある程度深くコミュニケーションを取っていかないと、適当なことを言ってしまうと思っています。)
強いていうなら変な商材は買わずに、なるべく安く学べる方法から入って試すのが良いでしょう。
以前別の記事でも紹介しましたが、progateさん、ドットインストールさんが低コストであれこれ試しやすいです。
何の情報もなしで闇雲に始めるのも違うとは思いますが、だからといって知りもしない領域に対して「あの教材がいいんじゃないか、いやいやこっちの方がいいんじゃないか」と悩むのは時間の無駄です。読んでもない本を評論するのに等しい行為です。
仕事を辞めてまでやりたいほどかどうかの判断がつく前に辞めるのは悪手
安く学べる方法から入って試すということと関連するのですが、あれこれ触ってみた結果「やっぱ違うな」となる可能性は十分あります。想像していたものと違うかもしれませんし、思ったより楽しくないかもしれません。
そういう判断をする前に多大なリスクを払うべきだと思いますか?思いませんよね。
せめて自分がプログラミングを楽しいと思うかどうかくらいは確認してから大きな決断をした方が良いのではないでしょうか。
というか収入0でどうすんの?
いや、本当にどうするんですか?
プログラミングを学び始めることは今すぐできますが、それを仕事にしてさらに年収アップを狙おうもんならそれなりに時間と労力がかかります。最初の話と相反するように思うかもしれませんが、仕事を辞めたとしたってエンジニアになれる保証はありません。
仕事を辞めても貯金が尽きる前にエンジニアになれるという算段の上の判断かもしれませんが、そんなにすぐなれませんよ。未経験なら尚更です。30代以降ならもっと尚更です。世間の目は実際厳しいのです。
貯金が年単位でもつというのなら話は別ですが。
プログラミングのために仕事を辞めようと思うなら、別の何かに問題がある
ここまで散々に書いてきましたが、そういう判断をしようとしているのであれば何かしらの理由で正常な判断ができない状況にあるのかもしれません。
僕もうつ病を経験しましたから、正常な判断が難しいタイミングがあるということは理解しているつもりです。
自分で判断ができないのなら、誰か信頼できる人に自分の状況を冷静に見てもらうのも良いかもしれません。家族、友達、あるいはお医者さんやカウンセラーさんでもいいでしょう。
とにかく冷静な意見も持っておくことが必要です。その上で最終判断をしましょう。
まとめ
というわけで仕事を辞めてまでプログラミングを学ぶのはどうか、という話でした。
実際問題仕事が自分に合わないとか辛いとか、そういった背景が当てはまる場合はさっさと辞めたほうが良いと思う派です。ですが、一旦落ち着いて判断をして下さい。プログラミングを学ぶために本当に仕事を辞める必要があるのか、取り返しのつかないことになる前によく考えて下さい。
コメント
辞めるも辞めないもどうするも当人の問題であって、わざわざこんなわかりきったことをしたり顔で啓蒙する思考回路が理解できないですね。。
感想としては「で?だから?」です。
こういうクソ記事を量産しないでほしい。それだけ。
あなたは運がいい。
プログラミングのために仕事を辞めるよう誘導するお馬鹿さん達と、それに騙されて本当に仕事を辞めてしまうお馬鹿さん達と関わらずに生きてこられたのだから。