最近のプログラミング教育界隈に思うこと

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フロントエンドエンジニア。

こんにちは。今回は、最近僕がプログラミング教育界隈に思っていることを書いていこうと思います。内容は個人的な悩みです。

※あくまで僕の観測範囲の話です。

エンジニアとして優秀な人が全員Twitterをやっていたり勉強会を開いたり、初心者と接する場にいるわけでは当然無い。

まあこれは当たり前なんですけど、エンジニアとしてちゃんと能力のある人が初心者の近くにわんさかいるわけがないんですよ。

そもそもパブリックな場に出る人は少数派だと思います。ましてや今のプログラミング初心者や「駆け出しエンジニア」の界隈の雰囲気って、むしろ彼らは好まないのが多数派だと思います。

そうなると、やはりどうしても情報の質は上がりにくい。全てがそうだと言うわけではないんですが、いまだにCSSのfloatを教えていたり、JavaScriptの変数宣言をvarで教えていたりするのを見ればもうこれは明らかなんです。

となれば、そんなのを学んだ状態で作ったポートフォリオを、制作会社や開発会社に見せたって評価されるはずがない。むしろそういう応募者が増えるほど制作会社側の印象は悪化して、学習者や未経験者との距離が離れていきます。実際「同じようなポートフォリオばかり見せられて辟易している」という記事をちらほら見かけるようになりました。

とはいえ、僕個人の話で言えばそれを見過ごす気になれない

一方で、僕はどうもそういう状況を放っておきたくないと思っています。これは別に僕だけではなく、そういう思いを持った人は少なからずいます。

僕だってエンジニアとしてはまだまだのレベルですが、それでも確実にそこらの情報商材よりかはマシなことが言えると思っています。これも「僕だから」ではなくある程度の経験があるエンジニア、コーダーであれば誰でも知識としては当たり前にもっているレベルです。

それにまともにやってれば「3ヶ月で月収100万円」だとか「3ヶ月で年収1000万円」だとか、そんなことは起きないことを当然理解しています。

普通に考えて、例えばweb制作領域だとして一般的なコーポレートサイトの相場って50〜100万円くらいが平均だと思います。web幹事さんの記事(https://web-kanji.com/posts/corporate-website-price)を見ても、概ねそのくらいでしょう。しかもこの数字はサイト制作全てを含んでいますから、デザイン+コーディングの価格です。

さらに制作期間で言えば少なくとも2ヶ月はかかります。であれば、仮にデザイン+コーディングを1人でできたとしても月に2案件はこなす必要があります。

じゃあそんな案件の、ヒアリングから納品まで全てこなす能力が3ヶ月で身につくと思いますか?

これを分かってもらうだけで救える人がいるなら、僕はなるべく救いたいと思っています。大袈裟かもしれませんが。

しかし、「楽して稼げる」系の売り出し方をしないと本当に救いたい層=楽して稼げると思ってしまった人達には見てもらえない

これが一番の課題で、「3ヶ月で月収100万円」などあり得ないことを言い続けてもそれが可能だと信じている人の耳には結局届かないんです。

だからと言って僕は「楽して稼げる」系の売り出し方をするつもりはないのですが、そういう売り出し方をしている人たちが資本主義的には勝ってるわけですよね。

それも一つの評価基準ですから、それが間違っていると言い切るのも実際違うとは思います。

しかし、それでも僕は見過ごすわけにはいかないのです。

そういう活動をしたいと思うものの、無尽蔵にはできない

ここまで散々それっぽいことを言っておきながら、そうはいっても無限にやり続けられられはしないのが現実です。もちろん発信活動や教育活動単体で十分マネタイズができる状態になっていれば本当は良いのですが、これは僕の能力不足で実現できていません。また前述の通り、現場を一切離れてしまうのも違うとも思っています。

一般的にはスタートアップ的な動きをして投資をしてもらったりなんなりをするというのが正解なのでしょうが、どうも個人的にしっくりこないんですよね。ただのわがままかもしれませんが。

これらの良い解決策が正直見つかっていない

さて、じゃあどうするかを僕の中で答えを出せていないのが正直なところです。

もちろん今やっているオンラインメンタリング(https://itokoba.com/application_requirements)だとか、座談会や配信などの活動(https://eclair.company/)は続けていくつもりです。

でももっと効果的な方法があるような気がしています。

もっとプログラミング初心者の人が、ちゃんと持続できるような世界の方が僕はいいんじゃないかと思っています。

そんなことを考え続けていきます。

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