JSONとは、JavaScript Object Notationの略であり、インターネットに接続したWebサイトなどでよく使われるデータフォーマットです。以下のようにキーバリュー形式で表現されます。
{
"glossary": {
"title": "JSONサンプル",
"terms": [
{
"term": "API",
"definition": "アプリケーションプログラミングインターフェースの略で、ソフトウェアアプリケーション間での相互作用を可能にするツールや規約のセットです。"
},
{
"term": "ビッグデータ",
"definition": "従来のデータ処理ソフトウェアでは扱いきれないほど巨大または複雑なデータセットを指します。"
},
{
"term": "機械学習",
"definition": "アルゴリズムと統計モデルを使用して、特定のタスクを明示的な指示なしに実行するコンピューターシステムの科学的研究です。"
}
]
}
}
JSONを使うと、Webサイト間でデータを記述・転送できるようになります。JSONは人間が読み取りやすい、プログラミング言語独特の入出力フォーマットであり、任意のデータをフォーマットするのに利用されています。
具体的にはWebブラウザからWebサーバーにデータをリクエストする際、データの要求内容に応じ、そのレスポンスをJSONで行います。サーバーとクライアント間の通信に使用されるプロトコルではJSONデータを利用して転送を行います。
JSONフォーマットでは、キーと値の組み合わせとしてデータを表現することができます。そうすることでより多くの情報を含んでいる複雑なデータ形式として扱うことができます。