こんにちは。今回はサイトの表示速度を上げる時に、「サーバー選定」という観点から改善する方法を解説していきます。
一般的にレンタルサーバーといえば「エックスサーバー
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もちろんこれらのサーバーでも、ほとんどの場合は十分です。特にクライアントが複数いて何個もサーバーを管理しなければならないケースにおいては、なるべくサーバーの会社は統一したほうが管理のミスもしにくくなるでしょう。特に静的サイトのテスト環境は上記のサーバーの無料枠で大抵事足りると思います。
一方で、WordPressサイトはその仕組み上どうしても読み込みが遅めになります。特に最近はかなり多くの方に「UI/UX」や「SEO」という概念が知られてきており、Web自体はそこまで詳しくないクライアントの方だったとしてもそういう目線での要望がきたりします。
フロントエンドの技術的にはReactやVueベースのSSG(Static Site Generator)フレームワークを用いて非常に高速なサイトを作ることもできますが、少々大げさですし管理や保守の手間も大きいです。
そこで「WordPressに最適化したサーバー」を用いることで通常のWordPress開発をしながら読み込み速度も上げてUI/UX向上を図りましょう。
WordPress最適化をしたサーバーはいくつかある
WordPessに最適化されているサーバーはいくつか存在し、今回は僕も使っているConoHaを詳しく紹介しますがそれ以外にも各サーバー会社さんが提供しています。
「wordpress 最適化 サーバー」で検索すれば色々見つかりますが、有名どころのものを軽く紹介しておきます。普段使っているサーバー会社さんのものがあれば、そちらを使ってみるのも良いでしょう。
ConoHa導入方法
導入と言っても、他のサーバーと手順が異なるわけではありません。
- サーバーを契約
- WordPress設置、サイトの移行
を行うということです。ConoHaは手順の途中で電話番号によるSMS認証を行うので、携帯電話を手元に用意しておきましょう。クライアントの情報で契約をする場合は、可能であれば一緒に作業を行うのが良いでしょう。
まずは以下のリンクからConoHaにアクセスしてください。
トップの「今すぐお申し込み」ボタンから申し込みページに移動します。
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メールアドレス、パスワードを入力し「次へ」を押すとプラン選択に移ります。
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クライアントの要望や要件にもよりますが、
- 期間:12ヶ月
- プラン:ベーシック
にしておくのが良いでしょう。「次へ」を押して個人情報入力を行います。
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次にSMS認証を行います。
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認証が成功したらクレジットカード情報を登録します。
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これで申し込みは完了です。完了後、以下のような画面になると思います。
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この後は、
- ドメインの設定
- 管理画面の「サイト管理」→「サイト設定」からWordPressインストール
を行います。ドメインは多くの場合外部のサービス(お名前.com、Google Domainsなど)を使っているでしょうから、その設定が必要です。そちらはまた別の機会に詳しく書こうと思います。
また、「ConoHa ドメイン」と検索すれば設定方法が出てきますので確認してみてください。
まとめ
ということでConoHaのサーバーを立ち上げるまででした。適切なサーバー選定をすることでお客さんのサイトの成果向上にもつながりますから、必ず覚えておきましょう。
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